iFP-300T シリーズ Firmware V1.11(UMS)

追加日:2003年10月30日
更新日:2013年05月09日

iFP-300T Series Firmware V1.11
(UMS バージョン)

ファームウェアアップグレードを行う前に必ずお読み下さい。

-. このファームウェアはUMS(USB Mass Storage)バージョンのファームウェアです。このファームウェアではiRiver Music ManagerはiFPプレーヤを認識しなくなりますのでご注意下さい。
現在 Beta UMS ファームウェアをお使いの場合はアップグレード前にプレーヤのフォーマットを行って下さい。
-. Manager<->UMSへ変更した場合はファームウェアアップグレードにより全てのデータが消去されますのでご注意下さい。
-. ダウンロード前にファームウェアアップグレードの方法をお読み下さい。

UMS -> Managerへの変更方法 / Manager -> UMSへの変更方法

-. Windows 98SEをお使いの場合はUSBドライバーのインストールが必要です。

-. Mac OS9には未対応です。

■ 追加された機能
1. Xtreme 3D + Xtreme EQ (MENU > SOUND > Xtreme 3D)
- Xtreme 3Dのサラウンド効果を改善し、XtremeEQではより豊かなBassサウンドを実現するため低ピッチサウンドを改善しました。


Xtreme 3Dのオプションにさらに豊かなBassサウンド効果を実現するためのDBE(Dynamic Bass Enhancement)を追加しました。また5つの周波数(50Hz, 200Hz, 1kHz, 3kHz and 14kHz) ごとに-12dBから+12dBまで3dBごとの調整が可能です。



< Xtreme 3D >

Xtreme 3DにはDBEまたは3D EQを追加することが出来ます。

ボタンによりXtreme 3Dの効果(Minimum, Natural and Maximum)を調整し、DBEや3D EQの選択はNAVI/MENUボタンで行います。

< DBE 設定 >< 3D EQ 設定 >

a) DBE設定ではband1からband4までのBass Center Band値を設定します。Bass Boost値は0dBから15dBまで3dBごとに設定できます。

値の設定はボタンにより設定できます。NAVI/MENUボタンのクリックによりBass Center BandまたはBass Boostを選択する事ができます。(PLAYボタンのクリックにより終了します)


b) 3D EQの±12dBの増減によりお好みの低ピッチサウンドが設定できます。調整可能な周波数は3dBごとです。

により周波数レンジの選択ができ、VOL -/+によりレベルの設定ができます。PLAYボタンにより設定値の保存および終了が行えます。


* 参考: 異なるEQで再生されていてもXtreme 3D設定やDBEまたは3D EQのオプションが選択され、自動的に選択されたXtreme 3D(3D+DBE または 3D+3D EQ)設定に変更されます
2. SAD機能(MENU > CONTROL > VOICE AUTO DETECTION)
- Sound Activity Detector (SAD) 機能は音声録音時のメモリ容量や消費電力をセーブします。この機能は音声レベルが設定した値に達したときに自動的に録音を行いそれ以下では録音を停止します。


OFF : SAD 機能 off
SAD level : 録音が開始される音声レベル.(Level 1〜10)
ポーズ時間設定 : 録音が停止する前の無音期間の設定(1〜10 sec)
3. LINE-IN AUTO SYNC (MENU > CONTROL > LINE-IN AUTO-SYNC)
- Line-Inによる音楽CDの録音時、各トラックが分割したファイルとして録音されます。


OFF : Line-In AUTO-SYNC off
録音終了時間設定 : 録音を停止する前の無音時間の設定(1-10秒)
4. EQ 選択 (MENU > SOUND > EQ SELECT)
- EQはA-Bボタンの長押しにより選択が可能です。今回のの改善によりEQ SELECTで選択されたEQのみが変更可能になります。NOMALモードはEQ SELECTグループに含まれております。

によりカーソルを各EQに合わせ、NAVI/MENUボタンにより選択/非選択を決定します。


■ 改善された機能
1. DIR モード選択 (MENU > MODE > REPEAT, SHUFFLE)
- リピートモードのDIR()とシャッフルモードのDIR()をデフォルトのモードに変更しました。

2. Manager バージョン <-> UMSバージョン間のファームウェアアップグレード後の自動フォーマット機能
- 異なるファームウェア(ManagerバージョンとUMSバージョン)間でアップグレードを行った際に自動的にプレーヤをフォーマットします。

ファームウェアアップグレード終了後、プレーヤの電源を入れた際に以下の表示がされプレーヤを自動的にフォーマットいたします。

3. 転送速度の改善
- UMSバージョンの転送速度をおよそ3.0 〜 3.6Mbpsへと改善しました。
* 実際の転送速度はお使いの環境により異なります。
■ バグフィックス

1. DIRモードが選択された際にプレーヤがリセットされてしまう問題の修正

2. 音声録音時に不要なノイズが混入する問題の修正

3. FMチューナーモードにおいてNAMEモードで変更を行ったときにLCD表示が崩れる問題の修正

4. Xtreme EQ時のノイズレベルの低減

5. 録音された音(音声録音、FM ラジオ、 Line-In録音)の歪を減少させるために最大ビットレートを96kbpsに制限


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(ZIP/1303KB)

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